対策:ITパスポート

資格概要

経済産業大臣が認定する国家試験です。

パソコンを使ったCBT試験ですので、近くの試験会場の試験日程が合えば、1年を通じ、いつでも受験することができます。

資格の詳細・申し込み方法

資格の詳細や、受験申し込みは「ITパスポート試験」のサイトでご確認ください。

出題範囲

ITパスポートは、以下の3分野から出題されます。

  • テクロノジ系(コンピュータに関する基礎について)
  • マネジメント系(システム開発の流れについて)
  • ストラテジ系(企業活動や経営管理など)

問題数と出題割合

問題は100問出題されますが、8問は今後出題する問題の評価の為の問題のようですので、実際に合否に関係する問題は92問です。

問題数と出題割合は次の通りです。

  • テクノロジ系・・・42問出題(45%)
  • マネジメント系・・・18問出題(20%)
  • ストラテジ系・・・32問出題(35%)

合格基準

1000点満点で採点されますが、IRT(項目応用理論)という採点方式で採点が行われるため、1問が○○点といったような単純なものではないようです。

合格基準は、「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」のそれぞれが300点以上で、全体の合計が600点以上で合格となります。

ですので、「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3つ共に、平均的に点数を取って、かつ、全体で60%以上を正解する必要があります。

対策

基本情報技術者試験は、過去問から多くの問題が出題される傾向にありますが、ITパスポートは、あまり過去問からは出題されず、新しい用語などもよく出題されるようです。

ですので、過去問の勉強も必要ですが、ITパスポート用の教科書を1冊購入し、教科書に載っている内容を隅々まで頭に入れておくことが効果的です。

また、試験はパソコンを使用したCBT試験です。「ITパスポート疑似試験ソフトウェア」が準備されていますので、実際に試験を受ける前に必ず試験の疑似体験を行って、操作に慣れておきましょう。

また、私がITパスポートによく出る問題の覚書をまとめたページも参考にしてください。

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過去問は「過去問道場」というサイトで、解説付きで公開されており、スマホでも確認することができるので、すきま時間に利用するといいと思います。