対策:基本情報技術者試験(FE)

資格概要

経済産業大臣が認定する国家試験です。

試験時期

毎年、春期秋季年に2回開催されます。

春期は4月の第3日曜日で、秋季は10月の第3日曜日に開催されます。

資格の詳細・申し込み方法

資格の詳細や、受験申し込みは「情報処理推進機構」のサイトでご確認ください。

出題範囲と配点

試験は、午前と午後に分けて実施されます。

午前

分野 問題数 問題数合計 配点
テクノロジ系 50問 80問 1問
1.25点
マネジメント系 10問
ストラテジ系 20問

 テクロノジ系  ・・・ コンピュータに関する基礎について
 マネジメント系 ・・・ システム開発の流れについて
 ストラテジ系  ・・・ 企業活動や経営管理など

午後

分野 問題数 必須・選択 配点
情報セキュリティ 1問出題 必須 20点
ソフトウェア・ハードウェア この中から
3問出題
計4問から
2問を選択して解答
1問15点

合計30点
データベース
ネットワーク
ソフトウェア設計
プロジェクトマネジメント この中から
1問出題
サービスマネジメント
システム戦略
経営戦略・企業と法務
データ構造及びアルゴリズム 1問 必須 25点
プログラム言語(C) 1問 計5問から
1問を選択して解答
25点
プログラム言語(Java) 1問
プログラム言語(Python) 1問
プログラム言語(アセンブラ言語) 1問
プログラム言語(表計算) 1問

合格基準

午前・午後それぞれで60点以上が合格で、同時にどちらも合格しなければなりません。

※今回は午前のみ合格したので、次回は午後のみなどはできない

午前は80問出題されるので、48問以上正解すれば合格となります。

対策

まずは、基本情報技術者試験の教科書のような書籍を1冊購入して、軽く通って、どのようなことが書いてあるかを把握しましょう。

※ここでは、深く理解する必要はありません。

次に、過去問を解きましょう。

特に午前の問題は、過去問から多く出題される傾向があるので、過去数年分の問題を解いて、わからない問題は、購入した教科書で確認しましょう。

もちろん、できるだけ過去問を解いた方が良いですが、統計上は、直近の2回分の過去問からは同様の問題が出題されないようなので、時間があまりない場合は、直近2回分以外の過去問を重点的に勉強した方がいいかもしれません。

最初に購入する書籍でオススメなのは、下の2冊です。できれば、どちらかの教科書を購入してください。

次に過去問についてですが、下の書籍が、過去数年分の問題とわかりやすい解説がついているので、オススメです。

また、「過去問道場」というサイトにも、過去問と解説があるので、オススメです。

パソコンやタブレットはもちろん、スマホでも見ることができるので、空き時間等に問題を解いたり解説を見たりすることができます。