対策:パソコン利用技術検定

検定概要

全国工業高等学校長会が主催している、工業高校に通っている生徒向けの検定です。

パソコンの基本的な使用方法に関する知識と技能が習得されているかを問う筆記実技の検定試験で、以下の級の検定があります。

  • 1級(データベース)
  • 2級(表計算)
  • 3級(ワープロ)

各級の検定の内容は以下の通りです。

1級(データベース)

筆記(60分)

Ⅰ.データベース

  1. データベースの基本
  2. データベース管理システム
  3. データの正規化
  4. データベース設計
  5. データベースソフトの種類や特徴
  6. データベースソフトの基本機能

Ⅱ.SQL

  1. SQLとは
  2. データ操作

Ⅲ.パソコンのハードウェア・ソフトウェア

  1. パソコンのハードウェア
  2. パソコンのソフトウェア

Ⅳ.パソコンの周辺機器

  1. 入力装置
  2. 出力装置
  3. 補助記憶装置

Ⅴ.マルチメディア

  1. マルチメディア技術
  2. マルチメディア応用

Ⅵ.ネットワーク

  1. データ通信技術
  2. ネットワーク技術
  3. コンピュータ・ネットワーク

Ⅶ.情報管理

  1. システム構築と情報処理技術
  2. 情報関連法令

実技(30分)

「ZenSQL」というデータベースの試験用のソフトを用いての検定となります。

「ZenSQL」は無料でダウンロードできますので、検定前には必ず「ZenSQL」の使用方法に慣れておいてください。

「ZenSQL」は「Zen-SQLダウンロードページ」無料でダウンロードできます。

2級(表計算)

筆記(40分)

出題範囲は以下の通りです。

Ⅰ.表計算ソフトウェア

  1. 表計算ソフトウェアの基本機能
  2. ワークシートの編集
  3. 式と関数
  4. グラフ
  5. マクロ

Ⅱ.OS(OperatingSystem)

  1. OSの応用操作
  2. ファイル管理
  3. 各種設定

Ⅲ.パソコンのハードウェア・ソフトウェア

  1. パソコンのハードウェア
  2. パソコンのソフトウェア

Ⅳ.パソコンの周辺機器

  1. インターフェースの種類

Ⅴ.マルチメディア

  1. マルティメディア
  2. マルチメディア関連ソフトウェア
  3. ヒューマンインタフェース

Ⅵ.ネットワーク

  1. ネットワーク
  2. インターネット
  3. さまざまなネットワーク技術
  4. グループウェア

Ⅶ.情報管理

  1. セキュリティ
  2. オフィスの情報環境

実技(30分)

試験を行う学校にあるパソコンにインストールされている表計算ソフトを使用して実施します。ほとんどの学校が「Excel」を使用すると思いますが、バージョーンによって操作方法が若干異なるため、検定前に検定で使用するExcelのバージョンを確認しておくと良いでしょう。

3級(ワープロ)

筆記(40分)

出題範囲は以下の通りです。

Ⅰ.ワープロ関連知識

  1. ワープロソフトの基本機能
  2. ワープロソフトの応用操作

Ⅱ.OS(OpetaringSystem)

  1. OSの基本機能
  2. OSの基本操作

Ⅲ.パソコンの基礎

  1. ハードウェア
  2. ソフトウェア

Ⅳ.パソコン周辺機器

  1. 周辺機器の構成
  2. 補助記憶装置

Ⅴ.マルチメディア

  1. マルチメディア

Ⅵ.ネットワーク

  1. ネットワーク
  2. インターネット

Ⅶ.情報モ管理

  1. 情報モラル
  2. セキュリティ基礎

実技(30分)

試験を行う学校にあるパソコンにインストールされているワープロソフトを使用して実施します。ほとんどの学校が「Word」を使用すると思いますが、バージョンによって操作方法が若干異なるため、検定前に検定で使用するWordのバージョンを確認しておくと良いでしょう。

検定の受験方法

所属している高校に問い合わせてください。

過去問

検定試験 実施結果」のサイトを確認して下さい。

検定の対策

問題集がありますので、問題集を購入して勉強しましょう。

検定前には、過去の問題を数年分チャレンジしてから本番の検定に臨みましょう。

参考までに、1級と2級で良く出題される計算問題についてまとめています。